2020年のふりかえり

明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくおねがいします。

29歳の豊富である「自社サービスという仕組みによって収益を上げている経営者になる」ことは達成できないまま、2021年を迎えました。2020年は、自分の中に経営者として走り出せる自信とやる気と覚悟が身についた1年でした。2021年は1月から経営者として、たくさんの人を笑顔にするようなサービスを作っていきます。

2020年は20代のうちにどうしても行きたかった国であるアメリカに行けたことが何よりの思い出です。中国・武漢で新型コロナが話題になっているタイミングでアメリカに滞在していたため、Airbnbに泊まりUberやLyftで移動し、サンフランシスコやニューヨークで活躍している多くの日本人と直接お話できました。日本で知人を紹介してくださった皆さんに本当に感謝しています。自分は本当にとても恵まれていました。ありがとうございました。

帰国後は苦い気持ちになることも少なくありませんでした。私一人ではどうしてもキャッチアップできなかったプロジェクトは成功まで完遂することができませんでした。夏には、コロナによるコストカット対象となったプロジェクトが終了しました。医療や飲食といった人間の当たり前の暮らしを支える業界が苦しんでいることは事実ですが、機械学習やデータ分析のプロジェクトにたずさわっていた私自身もコロナの影響は小さくありませんでした。

「押して駄目なら引いてみろ」という気持ちで、無理に営業をしたりお金を稼ぐことはしませんでした。自分のなかで疑問に思っていたけど答えが見つからなかったことや自信のなかった分野について、たくさん本を読みました。結論、これはとても良かったです。

特に「キャズム2(キャズム理論)」の著者であるジェフリー・ムーア氏が経営コンサルタントであることに驚きました。ハイテク製品を販売するための理論は非エンジニアでも考えられるし、手を動かして開発ができてなくても、起きていることを体系化することも立派な開発の一つなんだと思えるようになりました。「Measure What Matters」の著者であるジョン・ドーア氏もそうです。彼らは自分の頭で考えているんだなと心底思いました。

自分の頭で考えて、自分なりに体系化することに意味とやりがいがあるんだと思って、ユーザーインタビューをしてみると、北米式スタートアップの起業方法のフレームワークには長所もあれば短所もあると実感しました。特にシリコンバレーでのユーザーの見つけ方はローカライズさせる必要があると思ったし、自分の製品アイデアによってはディストリビューション(自分自身が持つ販売網)が大きな問題になります。

また、経営者の人間性についても深く考えた一年でしました。「成功」という言葉はあまり使いたくないので「活躍」という言葉を使いますが、活躍する状態には自分自身の能力というストックと、いわゆる運というフローの要素が合わさって成立するんだなと感じることが多い三年間でした。

大きな気づきは、運という要素は活躍するにあたってとても大きな影響力を持っているけれど、もって五年程度だなと肌を持って感じられたことです。自分自身のなかにストックがなければ、継続的な成長は難しい。

たくさんの不合理に対して不満をたくさん持ちました。給付金についてもそうです。前年よりも成長しようと挑戦した場合、単純に店舗や事業は増えて売上は伸びる。コロナの影響で伸び悩んだとしても、今年がんばって挑戦した人ほど助成対象の条件を満たすことは難しい。昨年通りでいいだろうという気持ちで(結果的に努力を怠っている)企業や事業主に対して優先的に助成金は使われていくのです。

私は土日も仕事をして必死に稼ぎを得ているのに、土日にパチンコにふけっている年上のおっさんのほうが助成される事実を理解することはとてもストレスだったし苦しかったです。

でもこれも考え方が変わりました。

社会に支えられるよりも、社会を支えるくらい所得を得ることが大人の必要条件ならば、会社員を辞めても、私はそれを満たすことができる人間、つまり幸せな大人になってしまったことに気付かされました。そして、支えるほうがカッコいい、引っ張っていく自分が誇らしいって思える気概をもつことが、大人の十分条件なのかな。と考えるようになりました。

すると、自然と起業するにあたってずっとわからなかったミッションやビジョンってものが腹落ちしてきました。だから、今年は今の自分にとても期待しているし、やってやろうという気持ちでいっぱいです。

本年もよろしくおねがいします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です