DAY3 スタンフォード大学

サンフランシスコに来た理由の1つに、「やっぱりシリコンバレーを見たい」というのがあった。サービスづくりにおいて、外側からテックカンパニーを眺めることに直接何の意味があるのか?と言われたら、あんまりないと思うけど、見たかったんだから良いじゃない。そういう感じだ。

友人家族とテックカンパニーツアーを予定しており、英語での会話も全部任せる(甘える)予定だったが、人生はそんなに甘くない。ぼっちでのテックカンパニーツアーが始まった。

スタンフォード大学

ホストはスタンフォード大学OGの女性だ。カッコいい黒塗りのBMWで若干遅刻しつつ迎えに来てくれた。向かった先は、スタンフォード大学。

大きな広場には、家族やカップルがピクニックしていた。ただ土地が広いからという理由だけではない、『開かれている』といった印象を持った。

そういえば、自分もほんの少しだけスタンフォード大学と接点がある。機械学習を学ぶときに、スタンフォード大学が提供する学習コンテンツを使って勉強した。

機械学習 | Coursera

東京大学も松尾研が無償コンテンツを一部提供しているけど、受講資格を課しており定員制限あったから受講できなかった。東京は会おうと思えば誰にでも会えるし、機会を手に入れられると思って上京したけど、少なくとも東京大学は開かれていなかった。

実は諦められなくて、松尾先生を出待ちした。運良く松尾先生に会うことができて「随分熱心な人がいるんですねぇ〜」とか言って、他の運営の人につないでもらったが、「資格がないなら、今後は二度と来ないでください。」と言われた。

まあ私が悪いんだが、AI人材とかいう人材を増やして、日本を豊かにすることが目的であり、そのために社会人向けに学習機会を提供しているのにも関わらず、「学ぶためには資格が必要だ。」とか言ってるのは未だによく理解できない。まあ突撃訪問した私が悪いんだが。

それで出会ったのがコーセラのスタンフォード大学が提供する「機械学習」の講義だ。英語音声を日本語字幕で学んでいくスタイルに慣れることができたので、今となっては結果オーライだと思ってる。

Hoover Tower

タワーからの景色

スタンフォード大学の景色を眺めるために、Hoover Tower(フーヴァー・タワー)に登った。フーヴァーとはアメリカ第31代大統領の名前に由来している。

個人的には、塔からの景色よりも一階にある展示物のほうが気になった。ベルリンの壁が飾ってあったのだ。彼のコレクションと経歴、そして妻の経歴について書かれた展示物が飾ってあった。フーヴァーは、フーヴァー戦争・革命・平和研究所という施設も建てている。スタンフォード大学の敷地内にあるものの、直接的に関係はないらしい。

彼は学生時代に、野球チームやフットボールチームの運営、クリーニング屋や講義仲介業の経営をしていたそうで、カネがないなら特待で入学して支出削減とアルバイト掛け持ちだ!とやっていた自分とはそもそも発想が違った。

ベルリンの壁の一部

興味深かったのは、スタンフォード大学自体は、上流階級が多かったものの、フーヴァーはあまり裕福ではなかったことだった。反骨精神があったのかな。2,000ドルに及ぶ自治会の負債を返すこともやっていたそうで、この部分は代わりに代表をやった学生団体に実は借金があって、それを返済した経験があったのでとても共感できた。

スタンフォード大学は、ブランドや名声がある大学だ。でも、そこに通う学生全員が裕福とは限らないし、裕福である状態を達成できた背景がある。改めて、ブランドや名声の奥にあるその人自身を見ないといけないなと思った。

コンピュータ・サイエンス棟

結論から言うと、ハッカソンがちょうど終わったところでグチャグチャだった。でも、ハッカソンが行われていた場所を生で見ることができる機会のほうが少ないのでラッキーだった。

自分はエンジニアではないけれど、プログラミングスクールに通って少しだけプログラミングできるようになって、ハッカソンに参加したことがあるので、同じような経験を日本でできていた。だから、勝手に自分で自分を誇りに思った。勝手に。

Stanford Engineering Heros

名だたるOBOG

スタンフォード大学在学中・卒業後に創り上げたサービスで成功を収めたOBOGのプレートが飾ってあった。セルゲイ・ブリンはもちろん、ネットフリックスのリードヘイスティングスもスタンフォード大学卒だったとは。(全然知らなかった)

前例があるとなんだか勇気がもらえるので、在学生は本当にコンピュータ・サイエンスの勉強と研究に熱中できると思った。自分は一流大卒ではないので、OBOGのつながりもない中、就活も苦労した。今でこそ、大学に通う必要性はないという意見もある。オンラインで学習はできるが、コミュニティはかけがえのないものだから、大学はコミュニティの1つとしてはこれからも大切な場所だと思う。議論や発散ができない孤独な学びって辛いからな。

Google Storage Server

大学に行くと、自分の大学生活を思い出してしまう。アルバイト・インターン、留学、学生団体いろんな経験してきたから後悔はないし、本当に楽しかった。でも、学んだことに対してディスカッションができる講義とか教授と議論しながら研究を進めるとか、そういうのせずに社会人になってしまったので、スタンフォード大学に訪問することで、経営者になりたいけど、大学院にも行きたいなーって思ってしまった。

どちらかを選べと言われたら、まず仕組みを作り収益を上げるサービスを作って組織で運営していくことだ。それが達成したら、研究っていうやつをやってみたい。

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